- 主な動物種はイヌ、スカンク、アライグマ、コウモリなどが感染源となる。
- まれにネコやウシ、ヒツジ、ヤギ、プレーリードッグなどからも感染することがある。
- 罹患動物の唾液に含まれる狂犬病ウイルスの、主に咬傷からの感染。
- 前駆症状・・咬まれた傷口周辺のかゆみ、疼痛、頭痛、発熱。
- 急性期症状・・見当識障害、幻覚、マヒなどが現れ、水を飲む際、咽頭部に激しい痛みをもなった痙攣が起こり、水を見ただけでも発作が出ることがある（恐水病）。
- 発症した場合、死亡率はほぼ100％。
- 発症する前にワクチン接種
- 狂犬病は、日本、ノルウェー、スエーデン等一部の国を除く世界中で発生しており、年間５万人もの人が亡くなっている（WHO、2004年）。イヌ・ネコ以外にもキツネ、ジャッカル、マングース、スカンク、アライグマ、コウモリなどから感染した例がある。
- 日本国内では1956年以降、狂犬病の発生例はないが、1970年にネパールにおいて１例、2006年にフィリッピンニおいて２例、狂犬病に感染した犬に咬まれ、帰国後発症した輸入感染症例がある。
- 台湾は日本と同じ島国でこれまで狂犬病ウイするは存在しなかったが、2013年に野生のアナグマでの狂犬病感染が確認された。
- 潜伏期は10日〜６ヶ月。通常は３〜８週間程度で発症すると、怒りっぽくなるなど、性格が変化し、何にでも咬つくようになる。
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日本ペットフード協会の平成26年度の調査（毎日新聞2016年2月23日）
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