ニュース 2022 8/5金曜日

 

胸部外科学講座 栗山 章司 医員が著者となる学術論文が国際誌『European Radiology』に掲載されました。

論文タイトル

Using CT to evaluate mediastinal great vein invasion by thymic epithelial tumors: measurement of the interface between the tumor and neighboring structures

著者名

栗山章司、今井一博、石山公一、髙嶋祉之具、中麻衣子、松尾翼、石井良明、原田柚子、佐藤雄亮、本山悟、野村恭子、南谷佳弘

掲載誌

European Radiology

研究等概要

胸腺上皮腫瘍の術後成績は腫瘍の完全切除に大きく左右されます。したがって、術前に腫瘍と隣接する縦隔内大血管などの重要臓器への浸潤を正確に推定することが非常に重要になります。本研究では、CT画像を用いて腫瘍と隣接臓器との接する長さを測定することで、浸潤を推定することが出来るか検討致しました。上大静脈、無名静脈に関して、腫瘍との境界長が長くなると血管浸潤の可能性が高くなることが分かりました。
本法は縦隔腫瘍の検査として一般的に行われるCT画像を用いて比較的短時間で測定可能であり、非侵襲的で簡便に血管浸潤を推定出来る有用な方法と考えます。

参考URL

https://link.springer.com/article/10.1007/s00330-021-08276-z