臨床の紹介

1.高度先進医療に認可された“歯科インプラント”

歯科インプラントは人工歯根といわれるもので、歯のなくなった部位に歯の根にかわる人工歯根を埋め込み、本来の歯のかわりをさせるという新しい治療法です。当科でのこの治療法は高度先進医療に認可されています。

2. 顎関節症に対する治療

顎関節の洗浄

顎関節の洗浄

不正咬合矯正手術前のシミュレーション

不正咬合矯正
手術前のシミュレーション

歯科技工士による補綴物(入れ歯)の作成

歯科技工士による
補綴物(入れ歯)の作成

口腔ケア用品

口腔ケア用品

顎関節症とは、顎の関節が痛くなったり、音がなったり、口が開かなくなったりする病気で、噛み合わせの異常や歯ぎしり・食いしばりなどの習癖、心因的なストレスなどが複合的に関係して発症するといわれています。薬やマウスピースによる保存的治療を主体に治療を行っていますが、これらの治療が無効な場合は、外科的治療(関節腔内の洗浄療法、内視鏡による手術、関節開放手術など)を行っています。

3.外科矯正治療における顎矯正手術

秋田県内外の矯正専門医の依頼により、上下顎のバランスを治す手術(顎矯正手術)を行っています。外科矯正治療前から終了時まで、矯正専門医と連携してチームアプローチによる治療を行っています。

4.顎顔面欠損に対する顎顔面補綴治療

外傷や腫瘍などの手術後に生じた顎顔面の欠損に対して、顎口腔機能の回復を目的に特殊な義歯による治療や、顔面軟組織(皮膚、眼球、耳、鼻)を人工的に修復する治療法を行っています。

5.唇顎口蓋裂患者の治療

唇顎口蓋裂は先天性の奇形で、約500人に1人の割合で発生するといわれています。出生時から哺乳指導を行い、唇や上顎を閉鎖する手術、言語治療、歯列矯正治療まで一貫した治療を行っています。関連した各科との綿密な連携により、顎顔面の形態的・機能的回復を図るように努めています。

6.口腔ケア

心臓血管外科や呼吸器外科、泌尿器科等の術前管理の一環として、また、人工呼吸管理を受けている方を中心に口腔ケアを行っています。

7.抗血栓薬内服患者さんに対する歯科観血的処置

欧米では歯科観血的処置(抜歯等)を行う際に、抗凝固療法薬であるワーファリンまたは抗血小板薬を中止・減量することなく維持量投与下に行うことが推奨されています。一方、日本では抗血栓療法を中止・減量することが習慣化されており、それに伴う血栓症の報告がみられます。当科では循環器内科や脳神経外科を対診した後に、血栓症発症防止のため維持量投与下に、抜歯等の歯科観血的処置を行っています。