子宮体癌進行期分類

!国際水準となるため、発展途上国でも診断できるよう、CT・MRIで決定されるような分類であってはならない。主に経膣超音波細胞診組織診で診断できるようになっている。!
0期子宮内膜異型増殖症 
T期癌が子宮体部に限局している。Ta子宮内膜に限局している(癌は内膜から始まる)
Tb浸潤が子宮筋層1/2以内のもの
Tc浸潤が子宮筋層1/2をこえるのもの
U期癌が体部および頚部に及ぶ。Ua頚管腺のみを侵す
Ubさらに頚部間質浸潤がある
V期癌が子宮外に広がるが
小骨盤腔は越えない。
もしくは所属リンパ節浸潤がある。
Va漿膜浸潤・附属器浸潤・腹腔細胞診陽性のうちいずれか一つでも認める
Vb膣転移を認める
Vc骨盤リンパ節もしくは傍大動脈リンパ節に転移を認める
W期癌が小骨盤腔を越えている。
もしくは膀胱または腸の粘膜を侵している。
Wa癌が膀胱もしくは腸の粘膜まで浸潤している
Wb腹腔内・鼠径リンパ節転移を含む遠隔転移のあるもの