子宮頚癌 細胞診

日本母性保護医協会による分類
Class I正常
Class U異常細胞を認めるが良好
Class Va悪性を少し疑う。軽度、中等度異形成上皮を想定。
Class Vb悪性をかなり疑う。高度異形成上皮を想定。
Class W極めて強く疑う。上皮内癌を想定。
Class X悪性である。浸潤癌を想定。


* HPV感染では外子宮口に乳頭状隆起性病変やびらんを認め、細胞診では核周囲の明るい腔胞細胞(Koilocyte)がみられる。(Koilocyteosis)
* HSV感染(性器ヘルペス)では激しい外陰部痛が主訴であり、外陰部・膣入口部粘膜に多発性水泡や潰瘍、びらんをみる。細胞診ではスリガラス状の核をもった多核巨細胞や核封入体を認める。