Coronary Intervention

近年、PCIの多様化、個別化に伴いPTCAやPTCRなど別々に呼ばずに総称であるPCIをそのまま使うことが多くなってきている。
PTCA (percutaneaus transluminal coranary angioplasty)
大体動脈等から冠動脈の狭窄部位にカテーテルを送り込みバルーンまたはステントで狭窄部を拡張して血流を増やす。
再狭窄が30% 弱に起こり問題。最狭窄の大部分は3-6ヶ月に起こるので、その時期に再度検診する必要がある。

* 1999 年末より臨床治験が開始された,冠動脈ステントに細胞増殖抑制作用を有する薬剤(sirolimus)をコーティングしたいわゆる薬剤溶出性ステントにより,再狭窄撲滅の可能性が示唆されると事態は変化しつつある。

PTCR (percutaneaus transluminal coranary revascularization)
心筋梗塞の発症直後の急性期に行う。経皮的な冠動脈の血栓溶解療法。
大体動脈等から冠動脈の閉塞部位にカテーテルを送り込みウロキナーゼ、またはtPAで血栓を溶かし、血流を再開する。

Atherectomy
直接ドリルで粥腫(atheroma)を切除する。