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整形外科を考えている研修医,学生に伝えたい秋田の整形外科の魅力

研究や臨床能力をスキルアップする現場に人を育てるマインドが強い

院長 阿部栄二

秋田厚生医療センター
院長 阿部栄二
専門分野:脊椎脊髄外科

今年からこれまでの各学会主導ではなく国の主導で新しい専門医制度が始まります。これは専門医の質の向上が目的で、国の公認機関がその専門性と質を公認し担保するものです。

したがって将来的には同じ疾患でも専門医と非専門医の診療では格差がつく診療費に繋がるものと思われます。

各専門分野でこの専門医制度の研修システム案を作成中ですが、内科や外科では制度上の問題を抱えてまだ混沌としているようです。しかし、整形外科ではすでに完成し、各地域レベルで具体的な検討に入っており、秋田大学とその関連病院を含む代表者と間ですでに話し合いがまとまり4月からのスタートを待つ体制にあります。

この内容は全国でもモデルとなるような素晴らしいものです。これも大学を中心とした各関連病院の協力体制が整っているためです。

現在の秋田大学整形外科は教授の指導のもと、かつてないほど若手の育成に力を入れており、若手も結果を出して業績を上げ、全国的に高く評価されております。かつて地方大学は症例数の問題で臨床研究面では都会の大学にかなわず、その業績といえば基礎研究が主でした。

しかし、現在の秋田大学整形外科は臨床研究でも業績を上げているところが大きく異なります。これは大学の研究班ごとにグループを結成し、関連病院も一丸となって臨床データを出す仕組みが出来上がっているためです。中でも全国的に評価が高いのは脊椎脊髄グループASG(Akita Spine Group)、骨粗鬆症グループA-BONE(Akita Bone and Osteoporosis Network)、リウマチグループAORA (Akita Orthopedic Group on Rheumatoid Arthritis)、創外固定グループAIMG (Akita Ilizarov Method Group)、機能的電気刺激(FES)を中心としたリハビリグループAMAG(Akita Motion Analysis Group)です。 

そもそも人間の能力には大きな差はないと思われます。医学部卒業した時点や初期研修を修了した時点では大きな差はありません。大きな差が出るのはその後で、研究や臨床能力をスキルアップする現場に人を育てるマインドが強いかどうかにかかっています。

秋田大学では国内だけでなく国際的に活躍できる若手の育成に力を入れています。関連病院の部科長もそのマインドを強く持っています。向上心の強い人、明るく前向きな人、目的達成のためには努力を惜しまない人、臨床医あるいは医学研究者として高く評価されたいと情熱を持った人は大歓迎です。整形外科に来ればきっと道は開けます。