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膵作用

インクレチンの膵作用

私たちはGIPと結合する受容体(GIP受容体)を欠損するマウスを作製した結果、GIPが生理的に重要な役割を有していることを明らかにしました(PNAS 1999)。GIPは、臨床の場で頻用されているスルホニル尿素(SU)薬と異なる機構でインスリン分泌を促進するだけでなく、膵β細胞数を増やす可能性もあります。同様に、カナダのDrucker博士のグループは、GLP-1受容体を欠損するマウスを作製し、GLP-1もインクレチンであることを報告しました。この2種類のマウスを交配したダブル欠損マウスは、食後のインスリン分泌が低下し、DPP-4阻害薬を加えても増加しないことを示しました(Diabetes 2004)。

©Akita University School of Medicine/Department of Endocrinology and Diabetes and Geriatric Medicine
秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻 病態制御医学系 内分泌・代謝・老年内科学講座