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ご挨拶

教授 山田 祐一郎

秋田大学大学院医学系研究科
内分泌・代謝・老年内科学講座
教授 山田 祐一郎

秋田大学大学院医学系研究科内分泌・代謝・老年内科学講座(糖尿病・内分泌内科、老年内科)は、糖尿病・高脂血症などの代謝疾患や、甲状腺・下垂体・副腎などの内分泌疾患を中心に診療・研究を行っています。1994年に発足したばかりの教室でまさに発展の途上にあり、私は第二代教授として2006年8月1日付けで担当することになりました。

全世界的に糖尿病が急増しています。わが国でも、2012年の国民健康・栄養調査から患者数が950万人、糖尿病予備群も合計すると2050万と発表されています。糖尿病は単に血糖が高いだけの病気ではなく、高い血糖が長期間持続した結果として、腎臓・網膜・神経・心臓・脳など全身の様々な血管に合併症が出現し、臓器機能ならびに生活機能の障害を来たします。生命予後は伸びましたが、超高齢社会とあいまって問題が深刻化しています。したがって、これらを総合評価した上で、個々の症例に即した最適な医療とケアが求められます。

こうした中で、私たちの教室では、「優れた糖尿病専門医・内分泌代謝科専門医・老年病専門医を養成し全人的医療を展開する」ことを目標の一つとし、秋田大学病院や関連病院において、皆さんが充実した初期・後期研修を受けられるように、最大限努力しています。 私たちの教室のもう一つの目標は、「臨床研究や基礎研究の推進で糖尿病学・内分泌代謝学・老年病学に新しい知見に基づいた医療を構築する」ことです。私自身は消化管ホルモン(インクレチン)と糖尿病の関連をずっと研究してきました。

インクレチンは今では有名になりました。インクレチン関連薬であるDPP-4阻害薬は、高脂血症に対するstatin、高血圧に対するARBのように、治療のパラダイムを全く転換する可能性を持っています。 私たちは、臨床研究や基礎研究で得られた成果を世界に向けて発信しより良い診療の実践に繋げたいと、日夜頑張っています。

臨床・研究のいずれの分野でも、人々の健康や福祉に貢献したいという志をもたれた方と一緒になって教室を発展させたいと願っています。是非、一度教室に立ち寄ってください。

©Akita University School of Medicine/Department of Endocrinology and Diabetes and Geriatric Medicine
秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻 病態制御医学系 内分泌・代謝・老年内科学講座