研究の内容
当教室では循環器、呼吸器領域の基礎研究、臨床研究を行なっています。
循環器グループ
循環器領域の未解決な問題点を明らかにし、治療への応用を目指した研究を種々のテーマで行っています。分子生物学的な手法から臨床研究まで幅広く行なっていますので、興味のある方は御連絡下さい。
伊藤教授の主な研究テーマは「心不全の発症メカニズムと治療法の開発」です。前任校の東京医科歯科大学時代から、心不全、心肥大、心リモデリング、心筋のアポトーシスなどに関する分子生物学的研究に取り組んでおり、当教室においてもそれを引き継いだ研究が継続されています。
また最近では心不全の心筋再生医療法にも研究の対象を広げ共同研究を行っています。 基礎的研究テーマとしては、心血管系イオンチャネルと病態との関連についての研究が、第一にあげられます。
特に、近年注目されているTransient Receptor Potential (TRP) チャネルと心肥大、心不全、動脈硬化、内皮機能異常などの病態とのかかわりについて研究が行われています。さらに、臨床研究に関しても冠動脈インターベンショングループ、心エコーグループ、核医学グループが以下に示すテーマで積極的に研究を進めています。
- 慢性心不全の病態と心筋細胞オートファジーに関する研究
- 心肥大反応とTRPC1チャネルに関する研究
- 胎児型心筋遺伝子発現と転写因子に関する研究
- アンギオテンシンIIによる血管平滑筋細胞増殖、肥大とストア作動性Caチャネル(TRPC1チャネル)に関する研究
- ストア作動性Caチャネルの構成蛋白に関する基礎的研究
- 血管内皮機能異常とイオンチャネルリモデリングに関する研究
- 血管内皮細胞のRedox Sensor に関する研究
- Polycystic Kidney disease における血管平滑筋機能異常に関する研究
- 心房細動と心房筋の電気的リモデリングに関する研究
- 超音波を用いた遺伝子導入による心不全の新しい治療法の開発
- 肥満とBNPに関する臨床研究
- 精神的ストレスとBNPに関する臨床研究
- 生体腎移植患者の心機能に関する臨床研究
- 虚血性心疾患患者の冠動脈予備能に関する研究
- Augmentation Index を用いた末梢血管機能の評価
- 心臓核医学による拡張障害に関する研究
- 心筋虚血と内皮前駆細胞に関する研究
呼吸器グループ
基礎的・臨床的研究としては以下のような肺の炎症、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態生理に関する幅広い研究課題に、積極的に取り組んでおります。まだまだ解明すべき点の多いこれらの分野を一緒に研究・開発してみませんか?興味のある方の連絡をお待ちしております。
- 急性肺障害におけるプロテアーゼインヒビターの役割
- 慢性閉塞性肺疾患患者の自律神経機能の検討
- 慢性閉塞性肺疾患患者諸病態における右心系機能評価
- 肺癌細胞増殖におけるtransient receptor potential (TRP) channelの役割
- 気管支喘息病態におけるtransient receptor potential (TRP) channelsの役割






