臨床の紹介

消化器内科

『最良の治療を、確実・安全に』をモットーに、消化器疾患の診療にあたっています。

劇症肝炎 :急性の肝不全を来す病態であり、きわめて生命予後の不良な疾患ですが、救急部のご協力をいただき血液浄化療法を含めた集学的治療を行っています。

慢性肝炎・肝硬変 :B型慢性肝炎に対する核酸アナログ治療、C型慢性肝炎に対するインターフェロンフリー治療、ペグインターフェロン+リバビリン併用療法、プロテアーゼ阻害薬を含めた3剤併用療法、インターフェロン無効例に対する冩血療法、肝庇護剤療法を行っています。 肝硬変の難治性腹水に対しては薬物療法に加え、症例を検討した上で腹水ろ過濃縮再静注療法(CART)を行なっています。

肝細胞がん :経皮的ラジオ波焼却療法と肝動脈カテーチル塞栓術を組み合わせた内科的治療を積極的に行っています。症例によっては、分子標的薬等を使用した化学療法も行っています。

消化管疾患 :門脈圧亢進症に伴う食道静脈瘤に対する内視鏡治療(硬化療法、結紮療法)を行なっています。胃静脈瘤に対しては放射線科のご協力のもとバルーン下逆行性経静脈的閉塞術(B-RTO)を行なっています。 また、胃がんなどの進行性消化管がんに対して各種ステント等を用いた内視鏡治療を行っています。

胆道系疾患 :胆管胆嚢炎に対する薬物療法に加え、その原因となる胆管結石の内視鏡的排石術を行っています。また、胆管腫瘍に対するERCPやIDUSを用いた診断や、閉塞性黄疸に対する内視鏡的減黄術も行っています。

膵疾患 :急性膵炎・慢性膵炎に対する薬物療法、ERCP、EUS、FNAを用いた膵腫瘍に対する診断を行っています。また、膵嚢胞や膵石に対する内視鏡治療も行っています。

神経内科

神経内科であつかっている疾患は多岐にわたっており、脳炎・髄膜炎などの感染症、てんかん、片頭痛・筋緊張性頭痛、脳血管障害、痴呆性疾患、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、運動ニューロン病(筋萎縮性側索硬化症、球脊髄性筋萎縮症、脊髄性筋萎縮症など)、多発性硬化症、ギランバレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー、重症筋無力症、多発性筋炎、筋ジストロフィーなどです。これらの疾患の外来診療と救急も含めた入院診療を行なっています。

高齢化社会の進むなかで、認知症の診断と治療や、脳血管障害の予防と急性期〜回復期・慢性期の治療はより重要性を増しています。また、難病患者の在宅医療、緩和ケアに関わっていくこと、未だ治療法の確立されていない神経疾患の病態・治療にかかわる研究を行い患者さんに貢献していくこと・・・など神経内科医が果たすべき役割が山積しています。

秋田県ではまだまだ神経内科医が不足しています。神経内科専門医は秋田県内に35人しかおりません。その7割が秋田市内に集中しているのが現状です。今後高齢化が進む秋田県ではさらに神経内科医の需要が増加すると予想されます。神経難病患者さんの療養についても、専門医が少ない現状では、まだまだゆきとどいていない状況です。

当グループの目標は、

  1. 医学生に対し臨床神経学のおもしろさ・重要さを伝えること
  2. さまざまな神経疾患に対応できる神経内科専門医を育て、地域に根ざした診療を提供すること
  3. 日頃の臨床から得た知見をもとに、神経疾患の病態・治療にかかわる研究を行うことで、患者さんに貢献していくこと

です。

規模は小さなグループですが、逆に少人数のメリットを活かし、互いにコミュニケーションを密にとり協力しあいながら、細かなことでも皆でディスカッションして、和気藹々とした雰囲気のなかで仕事をしています。

診療活動

病床数:約10床 (第一病棟8階)

外来:月・火・木・金曜日


詳しくは、こちら(秋田大学医学部附属病院/外来のご案内)をごらんください。