NGSお試しワークショップ 告知ページ

【ワークショップの概要】

 現在、分子医学部門では、次世代シーケンス解析を安価で体験できるワークショップの開催を検討しております。

 NGS解析は1ランあたりのコストが高額ですが、アプリケーションによっては、同時に解析するサンプル数を
 増やすことで、1サンプルあたりのコストを大幅に下げることが可能です。
 そのため、学内の研究者の方からサンプルを集め、可能な限り多くのサンプル数をまとめて装置にかけることで
 一人当たりの負担を軽減して解析をお試しして頂こうというのが、本ワークショップの趣旨になります。

 以下の表の「サンプル必要条件」で指定するものをご用意頂ければ、解析作業は全てこちらで実施させていただきます。
 また解析だけでなく、サンプル調製作業の見学、解析の原理の説明、データ解析の講習等も行っていく予定ですので
 NGS解析の一連の作業を理解したいという初心者の方はぜひご参加ください。

 この機会に、NGSがどのようなものか体験していただき、今後の研究への利用を検討していただければ幸いです。

【現在、サンプルを募集しているアプリケーション】

16Sメタゲノム解析(18.1.31募集開始)
内容 メタゲノム解析概略図
サンプル中に含まれる細菌の16S rRNAのV3-V4領域の配列を網羅的に解析し、
サンプル中の細菌群のα及びβ多様性を解析します。
開催条件 8〜96サンプル集まれば実施可能
開催時期 十分なサンプル数が確保出来る見込みがたった後に、開催時期を検討します。
最も早くて、開催は3月以降になる予定です。
サンプル
必要条件
・精製済み細菌ゲノムDNA 10ng(濃度2ng/μl 以上)
・OD値 260/280および260/230が1.6以上
・低分子の混入及び分解がないこと
参加費 1〜2万円/sample(予定) ※集まったサンプル数によって変動します。
申込用紙 ダウンロード
申込用紙を提出されても、十分な参加希望者が集まらなければ開催は中止となります。
開催が決定した後、改めて参加の意思を確認させていただきます。
提出先 分子医学部門3階事務室 担当:幸丸 内線:6191
締切 十分なサンプル数が確保でき次第、締め切らせていただきます。
サンプル数が多くなった場合、先に申し込まれた方を優先させていただきます。