搬入時におけるウサギの血液所見


弘前大学医学部附属動物実験施設
○馬場秀明 今井信子 葛西律子 石田邦夫 八木澤誠


 弘前大学医学部附属動物実験施設でのウサギの利用はコンベンショナル飼育が主流であった。しかし、平成14年に従来搬入していた生産場からのウサギの質が悪くなってきたので、別の生産場に変更した。

搬入数(5年) 返還数
 平成10年11年12年13年14年
三 瓶1681/961/1284/1480/4
会 津000074
北山ラベス2420781000


 検疫時のコンベとSPFウサギの血液性状を比較してみた。その結果、コンベ飼育2ヵ所、SPFウサギ、返還したウサギではそれぞれ有意差がみられ、この差が飼育場による差なのか、それともコンベとSPFという質の差なのかは不明である。