環境研におけるマウス生産体制の確立に関して

一戸一晃1,○高橋正敏2(1(財)環境科学技術研究所,2 東北ニュークリア(株))

 環境研・低線量生物影響実験棟では、これまで市販のマウスを用いて実験を行ってきたが、平成11年度より、実験に用いるマウスを自家生産することになった。
 このため、放射線医学総合研究所よりマウス繁殖方法に関する技術指導並びに種マウスの分与を受け、維持集団(系統維持のための動物群)から増殖集団(生産集団種親増殖のための動物群)を、増殖集団から生産集団(実験供試動物を生産する動物群)をそれぞれ構築して、実験に供するマウスの生産体制を確立した。今回は、その方法について紹介する。

【材料と方法】 【成績および考察】