@ | 低線量率放射線を長期間動物に照射するための照射室,照射後動物および非照射動物を終生飼育するための飼育室,購入および分与された動物を一定期間検疫飼育するための検疫室と微生物検査室,死亡動物の病理検索を主体とする実験室および動物照射・飼育に必要な機械・設備・作業室を確保する。 | ||||
A | 照射室および動物飼育は微生物学的に同程度のSPF環境内,すなわちバリア区域に配置する。空調条件等は日本実験動物学会が定めたマウス飼育環境条件を満足する。 検疫室の飼育環境も同様とする。 | ||||
B | 照射室は3室とし,部屋中央にCs-137ガンマ線密封線源(74GBq,3.7GBqおよび0.185GBq)を入れた照射装置を設置する。照射装置は照射室外で操作する。C | 照射室は3室だけを放射線管理区域とし,管理区域境界における漏洩線量は法で定めた規制値以下する。 | D | 検疫室は病原微生物学的にほかの部屋から隔離され,検疫室および飼育室は個別に室内消毒(ホルマリン燻蒸)を可能とする。 | |