英・米・日の動物に関する法律
- 英国
- 動物福祉に対する英国民の関心には長い歴史がある.
- 動物虐待防止法(1876年)は児童虐待防止法(1889年)よりも67年も早くに制定された.
- 動物虐待防止協会(RSPCA)は英国王室のお墨付きであるRoyalを冠しているが、児童虐待防止協会にはRoyalのお墨付きがない.
- 動物虐待防止法制定以後、1)動物保護全般、2)試験・研究における動物使用、3)野生生物の保護、4)畜産動物の保護、5)コンパニオンアニマルに関して65以上の法律や規則が制定されている.
- このように、英国民の動物に対する関心は同じ種である人間の子供に対してよりも高い.
- 米国
- 日本
- 捕鯨問題で日本が世界からバッシングを受けていた頃、英国首相やエリザベス女王の訪日、天皇の訪英があり、先進諸国に伍する動物福祉法を制定する必要に迫られていた。
- そのため急遽議員立法で動物の保護及び管理に関する法律が1973年に成立した。