X線照射装置


装置の紹介

操作手順
  1. ?@のmain switchを入れる.
  2. ?Aのバルブ(入り口近くの流し台にある)を開け水を流す.
    • water oilのランプが点いたことを確認する.
  3. ?Bの扉を開け?Cのケージ内にサンプルをセットする.
    • 細胞に照射する場合には,棚を用いると効果的.
    • 照射中に扉を開けても,インターロックによりX線が自動的に切れる.
  4. ?Cのケージの蓋を閉め,ターンテーブルの真ん中に置き,?Bの扉をしっかり閉める.
  5. ?DのTIMERで時間を設定する.
    • 途中で切るときは?GのX RAYをOFFにする.
  6. ?EのFocusでL1を選択する.
    • L2は線量計(約300万円)が装備されている装置で使用するもので,本装置では使用しない.
  7. ?FターンテーブルのswitchをONにする.
  8. ?GでX ray をONにする.
  9. ?Hの電圧と電流を上げる.
  10. タイマー終了するとランプがつく.
  11. 繰り返しX線を照射する場合には,1回?EのFocusをOFFにし,照射した分の時間だけ休ませてから再度照射する.
    連続照射の場合には100kVp 10mA 30分が限度.それ以上照射するとX線発生器が(約50万円)が早く消耗する.
  12. 終了したら,Focus?EをOFFにし,電圧,電流?Hを0にし,main switch?@を切り,水?Aをとめる.
保守点検
  • X線管の消耗を防ぐために1回/週ならし運転をする(毎週月曜日午前中).
  • 一気に100kVpに上げるとx線管の消耗が早まるため,以下のように運転する.
    1. 75kVp 2mAで3分間
    2. 90kVp 2mAで3分間