ニューキャッスル病(Newcastle disease)
- 病原体
- 病原体保有動物とヒトへの感染経路
- 自然宿主はほとんどすべての鳥類(ニワトリ、アヒル、シチメンチョウ、ウズラなど)
- 感染個体の呼吸器、消化器排泄物による接触感染
- 汚染された飼料、飲水、飼育用具等を介しても伝播
- 人の症状
動物の症状
- 重症型(呼吸気症状、下痢、神経症状を呈すし、死亡率は90%に達する)
- 中等症型(呼吸気症状と神経症状が主で、死亡率は1ヶ月齢未満のニワトリでは50〜90%、成鳥では5%程度)
- 軽症型(幼若ニワトリでのみ軽度の呼吸器症状と下痢)
診断
- 臨床症状をおよびウイルス分離
- 発生初期と発生1〜2週間後のペア血清でのHI抗体か上昇を確認
予防
治療
- ヒト:対症療法
- 動物:治療は行わない。法定伝染病であるので規定に従い処置(殺処分)