社会的合意形成のための努力
- 米国方式
個人のプライバシー、プライオリティーだけでなく国家利益の損失にもつながることから実験計画書の開示に関しては慎重な対応がなされている。そして動物実験計画書の内容は公開されない仕組みになっている。
その代わりに動物実験委員会に一般市民を参加させている。
しかし、わが国ともっとも違うところは自主規制しているIACUCをチェックする組織があることである。
それらの組織はUSDA、NIH、AAALACである。
米国以外の国のおいても動物実験委員会を指導、監視する組織がある。

わが国おいても動物実験委員会を監視する組織を設けることによって動物実験に関して必要以上の情報を開示することなく、社会的な合意が得られるものと考える。
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