9学情第 18号

平成9年5月23日
各 国 公 私 立 大 学 長

各大学共同利用機関長   殿

文部省学術国際局学術情報課長


大学等における実験動物の取扱いに関する安全管理の徹底について (通知)

 大学等における動物実験の実施に関しては、「大学等における動物実験について」(昭和62年5月25日付け、文学情第141号)によって特段の御努力をいただくとともに、特に人獣共通感染症については、「動物実験における人獣共通感染事故の防止について」(昭和54年4月25日付け、文学情第161号)及び「流行性出血熱 (韓国型出血熱)予防指針等について」(昭和56年7月10日付け、文学情第215号)で、関係職員等の健康安全管理等に十分留意するようお願いしてきたところです。

 今般、「国立大学動物実験施設協議会バイオハザード対策小委員会」が別紙1のとおり実験用サルについて人獣共通の感染症であるBウイルスの抗体検査結果を取りまとめました。それによれば、実験動物の適正な飼育管理の確保について改めて徹底を図る必要があると考えられます。

 ついては、貴学 (機関)において、とりわけ実験用サルに関する飼育及び実験が行われている各施設部局等の関係職員等に対して、別紙2の「国立大学動物実験施設協議会バイオハザード対策小委員会」が取りまとめた留意事項の周知徹底を図られ、関係者の健康安全管理に遺漏のないよう、特段の御配慮をお願いします。


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