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2022年03月15日(火)

衛生学・公衆衛生学講座 ロザリン・ヨン助教が日本精神衛生学会 令和3年度土居健郎記念賞を受賞しました。

日本精神衛生学会では、学会創立 20 周年記念事業の一つとして、学会創設に多大なご貢献をいただいた土居健郎先生のお名前を冠した記念賞を、平成 16 年度より創設いたしました。この賞は、わが国において、精神衛生学の発展に寄与された個人または団体と、精神衛生の啓発・普及に貢献された個人ならびに団体を賞するために設けられるものです。

ロザリン・ヨン助教は長年にわたりひきこもり者の心理社会的特徴と介入による心理的変化の研究を進めてきました。2013年、ひきこもりの当事者自身を当事者研究にさせる形で、全国でも例が少ない当事者団体「光希屋(家)」を設立し、不登校やひきこもりたちが自分らしく生きるための社会想像を目指した活動を展開しています。特に、当事者と地域の人々が参加するワンコインカフェ「ふらと」や勉強会など地域に根差した幅広い精神衛生活動は、秋田県のみならずに全国的にも高く評価されています。その活動のさらなる発展を期して令和3年12月5日に土居健郎記念賞を授与されました。

http://h4j-hikikomori.blogspot.com/2021/12/3.html