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2021年11月24日(水)

腎移植後の新たな予後不良因子を同定

腎移植後に移植腎内に形成される3次リンパ組織について、これまではその意義が不明でしたが、この度、腎泌尿器科学講座の羽渕友則教授、齋藤 満准教授らのグループと京都大学腎臓内科との共同研究で3次リンパ組織の形成が腎移植レシピエントの予後不良因子であることが判明いたしました(Lee YH, et al, J Am Soc Nephrol 2021, ahead of print)。

この3次リンパ組織は腎生検でチェックが可能で、抗体薬のリツキシマブでその形成を大幅に抑制できることが臨床試験で示されました。腎移植の成功率、長期成績の更なる向上化のための新たな知見として世界的に注目されております。

【論文タイトル】Advanced Tertiary Lymphoid Tissues in Protocol Biopsies are Associated with Progressive Graft Dysfunction in Kidney Transplant Recipients.
【掲載雑誌】Journal of The American Society of Nephrology 2021 Nov 1;ASN.2021050715. doi: 10.1681/ASN.2021050715.