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2017年11月25日(土)

第6回全国シンポジウム「日本の国情・2次医療圏の実情を熟考して、
理想的医師・医療者育成教育の展開を考える 2017」を開催

 医学部及び医学部附属病院は11月25日、第6回全国シンポジウム「日本の国情・2次医療圏の実情を熟考して、理想的医師・医療者育成教育の展開を考える 2017」を秋田大学本道記念講堂において開催しました。
 このシンポジウムは、大学、医師会及び医療機関が一体化して推進していくべき、これからの教育展開を考えていくための機会とすることを目的に毎年企画しているものです。 6回目となる今回は、文部科学省の眞鍋馨高等教育局医学教育課企画官から「改訂コアカリにおける診療参加型臨床実習のねらい」、厚生労働省の岡部渉医政局医事課医師臨床研修推進室長より,「医師臨床研修の見直し状況と卒前・卒後の一貫性」と題し,基調講演が行われました。
 引き続き、東京医科歯科大学総合教育機構の高田和生教授による教育講演のほか、同大の高橋直人医学系研究科教授ら5名のシンポジストが、“本格的な診療参加型臨床実習を実現するためのエッセンス”をテーマとして講演を行いました。高橋教授は,学生も医療チームの一員として実際の診療実習を行うクリニカルクラークシップについて触れ,自身の診療科(血液内科・腎臓内科・リウマチ科)で行われているローカルルールなど,ユーモアも交えて紹介しました。
 当日は、全国から医療関係者、行政関係者、学生ら約90名が参加し,今後の医師・医療者育成教育について考える貴重な機会となりました。


●文部科学省眞鍋企画官による基調講演

●厚生労働省岡部室長による基調講演

●秋田大学高橋教授