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2014年08月08日(金)

秋田大学医学部学生「医学生シムリンピック2014」で総合優勝

去る720日,和歌山県立医科大学で開かれた「シムリンピック2014」において,秋田大学医学部チームが全国12チームを制して優勝しました。

シムリンピックは臨床実習における学習の成果を31チームで力試しする全国医学生の競技大会。日本医学教育学会が主催し,シミュレーション教育の普及と医学生の臨床能力を客観的に評価することを目的にしています。

秋田大学では,秋田県との協同による地域医療再生計画の一環として,秋田大学医学部附属病院シミュレーション教育センターを平成243月に開設,医療人養成のための教育研修システムの拡充に取り組んできましたが,この度の快挙はその成果が現れた形。

競技は,心臓聴診と循環器疾患,肺音聴診と呼吸器疾患,急変対応,救急蘇生,臨床手技を伴う医療面接,身体診察と基本手技の6種目で,シミュレーションを用いた臨床実技と推論について臨床実習での学習成果を競いました。秋田大学医学部チーム(長谷川諒さん、中村龍太郎さん、渡部健さん,いずれも医学部医学科6年次)はこのうち3種目で1位となり、総合優勝の栄冠を獲得しました。