東洋の世界では、紀元前5世紀にインドに発祥した仏教がアジア各地に広がる。
日本へも538年に仏教が伝えられる。
7世紀初頭にはマホメットがイスラム教を開く。
仏教と動物観
生きているものはすべて尊重し、すすんでこれを殺すか傷つけてはならない。
(ただし、殺生に関しては生業とするものはやむを得ない)
輪廻転生
の思想
キリスト教的考え
世界は適者生存の原理に支配されている。
人間は支配者であり、思うままに他の動物を利用する権利がある。
「神は彼らを祝福して言われた。
『産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ』」。
(創世記第1章28節,日本聖書協会、1991年訳)
進化論的ヒューマニズム
動物の生命は尊重に値する。人間は動物の扱い方に責任があるが、人間の生命は動物の生命にまさる。